ジモシルウォークVol.7(崔如琢美術館)@伊東市

ジモシルウォーク7@伊東市は、崔如琢美術館です!

国道135号線沿いにあります。

美術館内は撮影禁止ですが、水墨画家である崔如琢(さいじょたく)氏の作品が展示してあります。

初めて水墨画の美術館に入りました。

ホームページにも記載されているのですが、崔氏の作品は筆だけではなく、指・手の甲・掌などによって描かれていることが特徴です。

また、水墨画は白黒のイメージがありますが、崔氏の作品には色も使われています。

崔氏の作品には木が描かれていることが多いのですが、指・手の甲・掌などによって描かれているということで、木の枝は線の太さが一つ一つ違っていて、そこに人間の体を使って描いた雰囲気を感じ取れました。枝元は、グッと指の先で押してちょっと滲ませて、枝の先端の方は、含んだ墨が少なくなっていく中で爪を使って、スッと描いたような雰囲気が好きです。(僕の想像です(笑))

個人的に印象に残っているのは、蓮の花の作品で描かれている葉っぱです。この葉っぱは、紙を丸めてたものを筆代わりに用いて描いたそうです。この葉っぱが魅力的で、黒色に強弱ができてにじんだ模様が立体的に映し出されていました。崔氏は頭の中で想像したものを描いているそうで、実際には存在しない風景を描いています。蓮の花の葉もそうですが、崔氏の作品は現実に存在しているものを模写しているのではなく、水墨画の特徴を引き出して作品にしているように思いました。(ホームページにも写真が載っています)

作品は、本当に魅力的なものばかりでした。スケールの大きい作品が多く、迫力もあります!

少し離れて、全体を見渡すように作品を眺めてみるのがいいと思いました。

さらに、美術館の裏には、このような素敵な空間もありました。

美術館裏の駐車場には、芝生の空間が!芝生を見ると、個人的に「いいなぁ」って思ってしまいます。(実家に芝生があったからかもしれません)
この日はあいにくの天気でしたが、天気のいい日は海も一望できます!

ジモシルウォークを始めて、このような地元の美術館にも行く機会ができました。

今までは少しだけ気になっていましたが、特に行く理由もなかったことから、一人で行こうとは思いませんでした。

しかし、この「静岡のつどい」を始めたことで、美術館の面白さにも触れることができました。今回のジモシルウォークは、「やってみなきゃ、面白いかどうかはわからない」ということを実感した回でした!

伊東市には美術館、博物館が多いので、また行ってきます!

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