移住インタビュー(伊東市) 小川峻也さん

今回は、東京から伊東市へ移住した、小川峻矢さんにインタビューさせていただきました!小川さんは岐阜県出身。東京でゲーム制作の仕事をしていましたが、会社がリモートワーク可能になったことから、2021年1月に伊東市に移住されました。

物件を探す際に利用した不動産会社は、第2回でインタビューさせていただいた足達聖也さんが経営している会社、株式会社スマートステイです!

今回は、足達さんのご紹介でインタビューさせていただけることになりました。

東京から移り住んだ理由や、住んでみて感じた伊東のいいところ・課題をお伺いしました。


伊東市に移住しようと思ったきっかけを教えてください!

もともと、趣味がバイクでのツーリングで、東京に住んでいた時、バイクで伊豆方面のいろいろな場所によく行っていました。それで、2年程前に初めて伊東に来た時、バイクで走るのも楽しいし、食べ物もおいしいし、景色もよくて魅力を感じ、「ここに住んだら楽しいだろうな」と思いました。それ以降「いつ頃住もうかな」と考えるようになり、ちょうど今の仕事がリモートワークで働けるようになったので、こっちに引っ越してきました。

伊豆の中でも、伊東を選んだ理由は何ですか?

綺麗な海や山があって景色がいいのはもちろんなんですけど、伊東は程よく田舎で、程よく便利なんですよ。生活に不自由がない程度には物があるので、いきなり都会から移住しても、それほど生活に不自由を感じることなく住めると思いました。それに、東京も近く、気軽に東京の友達とも遊べるので、ここなら、田舎だとしても孤独感はあまり感じないのかなと思いました。

小川さんのように、若い世代で伊東に移り住む人は珍しいなと思いました。

そうですね。周りの人にも「意味がわからない」と言われることもありました(笑)。

でも、海や山など自然が好きな僕から見ると、伊東に多くの魅力を感じたので思い切って移住しました。

それに、僕は現在20代で若いとは言われますが、30代になると、結婚や仕事など、今後の人生について考えるようになると思うので、それまでの間はやれることは全部やっておきたいんです。

もし仮に東京に住み続けた後、数十年後に仕事を引退して田舎に移り住んだときに「田舎は自分に合ってないかも?」と思ったら「もっと早く気付いておきたかった」となるはずです。なので、田舎が合っているかどうかも早めに知っておけたらいいかなと思い、移住することを決めました。

実際に移り住んでみて、どのように感じましたか?

何回もツーリングで来ていたので、どんな場所かある程度知っていたので、イメージ通りでした。景色がいいし、人柄もいい人が多いです。

ただ、都会に比べて遅くまでお店がやってなかったり、お店とお店の間隔が広くて車が必要だなという感想は持ちましたね。

人柄の良さは、どのような点に感じましたか?

どのお店に行っても、気遣いをしてくれるところに感じます。

飲食店では、お店の人が気軽に話しかけてくれるので、暖かいなと思いますね。

外の視点から見たときに、伊東の強みは何だと思いますか?

強みはやっぱり、都会から気軽に来られるところだと思います。

あとは温泉がたくさんあるところですね。

ツーリングで伊東に来たときは絶対に温泉に行ってました。

伊東で課題だと感じたところはありますか?

交通の便に課題を感じます。

東京の人は公共交通機関を使うことが普通なので、車を買う人はあまりいません。

僕の場合バイクがありますが、一般の都会の人から見ると、電車やバスの本数が少なく不便に感じるかと思います。

確かに、僕たちだと車を買うのが当たり前で、そこは東京の人との感覚の違いだなと思いました。バスは、Suicaも使えないですもんね。早く使えるようになってほしいなと思います。

そうですね。バスはもう少し便利に乗れたらいいなと思いますね。

あとは、僕が物件を探していた時、物件の数自体はあっても、どれも古いなと思いました。その分安いですが、引越す前に住んでいた家とのギャップを感じました。

築40年、50年くらいの物件は抵抗を感じてしまいます。実際僕が引っ越したところは築30年位のところなんですけど、家の設備が古い事による弊害を少し感じました。

和室の物件も多いですよね。

そうですね。僕は和室が好きなので、和室と洋室の両方がある部屋を選びましたが、抵抗ある人はいるかもしれませんね。

伊東市の景色でおすすめスポットはありますか?

マイナーですけど、最初に行って感動したのが、新井堤防とホテル「風の薫」の間にある場所です。

下に降りることができて、そこから見る海がすごく広くてきれいです。伊東の街並みも一望できて、海も近いので、海の音を聞きながら景色を見ることができます。

初めてこの場所を見つけて行ったときは、2時間ぐらいずっとそこにいました。

それに、夏には、夕日がこんな風に見えるんですよ。

↑小川さんおすすめスポット


インタビューを終えて

伊東市について、外からの視点で聞くことができて新鮮でした。

僕たちは普段車を使うのが当たり前ですが、東京の人はそんなことありません。

公共交通機関の利便性の大切さに気が付きました。

また、小川さんから聞いたおすすめスポットは、知らない人も多いのではないでしょうか。

伊東市で暮らすことが当たり前になっていると、気が付かない地元の良さはたくさんあるのかもしれません。

日常生活の中で、行ったことのないお店に入ってみたり、気になった場所に行ってみるなど、自分から動かす小さな一歩が、自分の地元を好きになるきっかけになるのかもしれません。もっと日々のアンテナを敏感にしていこうと思います。

小川さん、ありがとうございました!

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