気軽に移り住める街へ。「FUTO HOUSE 一本のえんぴつ」支配人:桑畑曜子さん(伊東市)

人、自然、食べ物。普段伊豆に住む人が、何気なく接している一つひとつが、実は魅力的なもなのかもしれません。この記事を読むと、「伊豆」という環境の素晴らしさを再認識できるはずです!

FUTO HOUSE 一本のえんぴつ」支配人、桑畑曜子くわばたようこさんにインタビューさせていただきました。

「FUTO HOUSE 一本のえんぴつ」は4月29日にリニューアルオープン!絶景が望めて、Wi-Fi、コンセント、フリードリンク完備のラウンジでテレワークもできる、とっても素敵な宿です。

桑畑さんの話を聞けば聞くほど、伊豆に対する熱が伝わってきました。

(前回の小川さんのインタビューに引き続き、株式会社スマートステイ代表取締役の足達聖也さんがご紹介してくださいました!)


最初に、伊豆に移住した理由を教えてください!

私は今まで、海外(中国)や東京で働いていたのですが、コロナで会社の経営状況が悪くなったんです。そこで、「これは人生切り替えるチャンスだな」と思い、本当に心から楽しくてやりたいことを、居心地のいい場所でやろうと考え、引っ越しました。

伊豆にはもともと、祖父が買った別荘があって、子供の頃は毎年来ていました。それで伊豆は昔から好きだったので、去年の7月に引っ越しました。

ただ、築40年の別荘は痛みが激しく、とても住めるような状態ではなかったので、足達さんのサイトで仮住まいを探し、別荘をリフォームしながら1か月半ほど賃貸物件に住んでいました。

リフォームでは床を全て張り替えました

今までは、どんな仕事をされていたんですか?

大学卒業後は、当時景気が良かった中国で「日中の懸け橋になる仕事をしたい!」と思い、半年間上海で語学を勉強して、そのまま現地の物流企業に就職して中国人社長の秘書として働いていました。

名刺整理から始まって、5S活動(「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」)や議事録を取ったりしていました。大学の第二外国語で学んだとは言え、日本語が通じない環境でローカルスピードで話される中国語を聞き取ることに苦戦し、仕事も分からないことだらけで毎日泣いてる日々でしたが、次第に聞き取れるようになり、楽しく仕事ができるようになりました。

次に、日本の会社についても知りたくなり、中国で日系の電子部品を扱う商社に転職しました。中国での新規顧客開発部隊の営業主任として、日本の営業窓口から依頼のあった商品の試作立ち上げ、量産化に結びつける仕事をしていました。駐在員や中国人スタッフともに人間関係に恵まれて、裁量も大きく、とても面白かったです。その後は製造業に興味が湧いて、日本の製造メーカーに転職しました。

すごい経歴ですね!中国語は普通に話せるんですか?

話せます。英語も話せるので、宿の仕事で役立たせたいです。私自身も旅行が大好きで、バックパックを背負ってよく海外を旅していたのですが、語学力は必須だったので自然と身に付いた部分が大きいです。

「FUTO HOUSE 一本のえんぴつ」の支配人をやろうと思った理由は何ですか?

子供のころの心に抱いていた「旅館の仲居さんになりたい!」という思いが、今回伊豆に引っ越してきて鮮明に思い出されたことがきっかけです。

中国で社会人になった時、「日中の懸け橋になりたい」という思いはあっても、具体的にやりたいことは定まらない中、たまたま貿易の仕事をしたことがきっかけで、なんとなくそれを続けていたんです。途中で職種を変えるチャンスもあったけど、転職するにも同じ職種のほうが採用されやすかったり、自分自身も当時の技術に自信はあったので、結局、今までの仕事人生うのうちの大部分は貿易関係の仕事をしていました。もちろん貿易は国境を超えたハードな価格交渉をしたり、異なる文化風習を理解したりと困難もありますが、その分やりがいもあり、楽しかったです。一方で、心のどこかで本当にやりたいことと違うな・・・という思いがずっとあったんです。

なので、まずは突っ走ってきた足を止めて、頭で損得ばかり考えることをやめて、何もしない期間を作ろうと思い、仕事を辞めてひたすらリフォーム中の家の柱を磨きながら(笑)無心で過ごしました。その中で「この場所で、自分がやりたくて、人から求められることって何だろう」って頭で考えたときに、看護師という職が頭に浮かびました。でも、それってやっぱり「頭で」考えたことで、なんとも言えないモヤモヤ感が湧いていました。その時、たまたま「一本のえんぴつ(旧名称)」のオーナーが、リニューアル後の宿の支配人を探していて、その話を私にしてくださったんです。その時に「ぴん!」ときて、腹に落ちたんです。

今までの自分だったら、看護師になる道を選択していたはずです。でも、それって自分の本心ではなく外的な条件から仕事を選んでいるだけで、自分自身の内発的要因は皆無だったから、その選択にモヤモヤとしていました。そんな時に宿の話を聞いたら、急に心が楽になって視界も開けて、やるべきは「これだ!」って気が付きました。モヤモヤしていた時は花の香りも感じなかったのに、気が付いた瞬間から花の香りがして、景色も一段と色鮮やかに輝いて見えました。人生において非常に大切な瞬間でした。

旅館の仲居さんになりたいと思ったきっかけは何ですか?

子供の頃に家族で旅館に泊まると、仲居さんが挨拶して、食事を持ってきてくれたりするのを見て、「綺麗だなあ」と思い、いろいろ動き回っていて楽しそうに見えたことがきっかけです。お客さんとも話せてやりがいもありそうだし、「温泉にも入れるんだろうな、いいなあ。」と憧れていました。

桑畑さんが「楽しさ」を感じるときって、最初から楽しくやっているのか、 とりあえずやってみてそれで楽しさを感じてくるのか、どっちですか?

楽しい事は最初から楽しいなって思いますね。

中国に行こうって思ったのも、楽しそうだったからです。

一応、日本でも会社説明会に参加しましたが、すごい人数の人が会議室で同じようなスーツを着て説明を受けていて「つまんないな。」と思い、その時点で日本で就職する選択肢は消えました。

それで好景気だった中国で働こうと思いつき、昼夜バイトして100万円貯めて、バックパックとスーツケースを持って、飛行機に乗りました。まず 行ってみて、後のことはその時考えるつもりでした。

半年ほど上海の大学で語学を学んだあと、現地で仕事を探して中国のホテルにインターンが決まりましたが、知人から日本人秘書を探している中国人社長がいるから会ってみてくれと言われ、現地の物流企業の社長とカフェで会いました。カレードリアとクリームソーダをごちそうなりながら話したあと、ぜひ来てほしいと言われ、直感で楽しそうだなと感じたのでホテルのインターンを辞退して、こちらの会社で働くことになりました。

行動力がすごいですね !逆に、迷ってた時期はありますか?

もちろん!常に迷ってます。

ですが、この頃は迷った際の選択基準が変わってきました。

30代前半までは、自由に生きているように見えて、実際には外から与えられた考え方や学んできたことに縛られて無理をしていました。それで言葉にならないモヤモヤが常に付きまとい、自分の本音が分からないこと自体に気が付いていなくて、それが原因で悲しいことも沢山経験しました。

もちろんそんな中でも自分なりに一生懸命やってはきたし友人には本当に恵まれていたので、楽しい思い出も沢山できて、仕事の実力もつきました。

でも振り返ると、心にずっとくすぶっているモヤモヤを解決しないと、そう遠くない未来に行き詰まる日が来ると感じていました。そこにコロナ渦の到来。「これはチャンス」と、職歴や常識や住んでいた部屋も全て手放して伊豆に引っ越してきて、自然に囲まれてたっぷりと時間のある穏やかな日々を送るうちに、頭の中の雑音が消えて、少しずつ埋もれていた本音というか、本心が顔を出してきたんです。最近は迷っても、本心に従った選択をできるようになりました。 

伊豆に実際住んでみて、魅力を感じた点はありますか?

人が明るくて働き者!特に80代のおばあちゃんたちの元気っぷりはあっぱれです!広大な畑を手入れして実った美味しい果物を、いつも沢山頂いています。しまいには私の家の庭の草むしりまで徹底的にやってくださって、おかげで自宅の庭はかなりキレイに整ってます(笑)。


あとは、自然が豊かで綺麗で、魚も野菜も美味しいです。朝獲れの魚を刺身でいただくとか、都会ではできない贅沢ですよね!

空気もいいし星空も綺麗だし、朝起きたら鳥が鳴いていて、海から朝日が昇って、雨上がりには虹が架かり、夜になったらちゃんと暗くなるので、体のリズムも整って、生活環境は最高です。その上、不便ではなく、必要なお店は全部揃っています。

雨上がりには大きな虹が架かることが多い

それと特徴的なのは、物々交換が多いことです。

ご近所はみんな畑を持っていて、よく野菜をいただくんです。それがすごい嬉しくて、都会にはない魅力です。

東京でアパートに住んでいると、何年も同じところに住んでいてもほとんど隣の住人と話さないんですよ。だけど伊豆は、 人口は少ないのに、人と交流して話す機会が多いんですよね。

たとえば、私が布団を干していたら、近所の人が「あんた、ここに住むの!?」って声をかけてくれて。それからも色々と話しかけてくれて、野菜をくれたり、手作り料理を作ってくれたりするんです。隣の畑のおばあちゃんは、「お昼ご飯食べましょう」と言ってくれて、畑でみかん箱を机代わりにして一緒に食べることもあるんですよ。

青空ランチ

ほかにも魅力がいいっぱいありすぎて、全然伝えきれないです(笑)!2メートル近い青大将の抜け殻を自宅の裏庭で発見したりなんていうのも、私にとっては新鮮で面白い出来事なんです!

ずっと住んでる人にとっては当たり前のことでも、首都圏で生まれ育った私からしたら、羨ましいことばかりです。子供の頃の遊びが海で素潜り(そしてアワビを獲る)とか、すごい羨ましいですね。

朝に窓を開けると綺麗な海が見られたり、うぐいすが鳴いていたり、庭や家が広かったり、人と人との関係が程よかったりなど、そういうことは普通にあるものではありません。

海を見て、毎日感動しませんか?

綺麗だなって思うことは、、たまにあります。月の光が反射してる時とか(笑)。

たまにですか!?その経験はすごい贅沢なんですよ(笑)。

私は毎日海を見て感動しています。

それに、伊豆って、閉鎖的な地域ではなくて観光客慣れしてますよね。だからある程度開放的で、人が来るのを全然嫌がる性質がないことが素晴らしくて、私のようなよその地域から引っ越してきた人にとってはありがたいです。住みやすくなるように、「困ったことないか」「あそこ連れてってやる」「頑張んなさいよ」と話しかけてくれたり、魚や野菜をくれたりするのがすごい嬉しくて、いいところはいっぱいありますよ。

伊豆の中で好きな場所はどこですか?

城ヶ崎海岸一碧湖、東伊豆クロスカントリーコース、伊豆ホースカントリー、松川湖です。一碧湖の「テラスカフェ一碧湖」は、居心地がよくて眺めもよくて、 wi-fi完備で広くて、ずっとまったりできます。

城ケ崎海岸
城ケ崎海岸を散歩しているヤギの麦茶
伊豆ホースカントリー
東伊豆クロスカントリーコースからの眺め

他には、私はマラソンが好きなので走るルートを開拓していて、大室山の周りやオレンジビーチを走るのは楽しいです。オレンジビーチだと、マリタウンで朝から夜までやっている温泉(朝日の湯 シーサイドスパ)に入って帰るのが好きですね。

市外だと、今井浜海岸東伊豆クロスカントリーコースを走るのが好きです。下田の開放的な雰囲気も好きなんですが、逆に江戸時代の建物をそのまま残している日帰り温泉(金谷旅館)も雰囲気があって良かったですよ。

下田神社

沼津市の戸田へだも好きで、そこには私が目標としているゲストハウスTagore(タゴール)があります。ドミトリー(相部屋)で一部屋にベッドが12台ぐらい置いてあって、全室オーシャンビューで絶景なんです。民宿を買って、改装してお洒落にしているんですよ。

富戸地区だと、春になると富戸駅前の道路両脇の桜が咲いて、少し下ったところには大きい木に濃い桜が咲いて、奥に海も見えてきれいですよ。

ガードレール下から富戸漁港に下る細い道も絶景で、青い屋根瓦や海が見える、子供の頃よくおじいちゃんと散歩に歩いた大好きな道です。

それから、富戸は漁師町。私も定置網漁船に乗せていただいたことがあるのですが、もう言葉にならないくらい感動しました!船の上から眺める夜明けの空と海の美しさ、ピッチピチの美味しそうな魚たち!この感動は船の上からでしか味わえないものです。ぜひ旅行者の方々にも味わってもらいたいです。

宿も漁師町ということでアピールして、観光のイベントなどをやるときに漁師さんとタイアップできればと考えています。

あとは、私は温泉が大好きなので、日頃から温泉に入れるのが最高ですね。好きな場所はたくさんあります。

温泉は地元の人だと行かないですね・・・。

そう言いますよね!富戸温泉は露天風呂から海を一望できて、夜はムーンロードが見えて最高です。でも地元の人に聞くと行ったことがないって言うんですよ(笑)。私が好きな飲食店や温泉について地元の人に話すと、行ったことがないと言われることが多くて、「もったいない!」と思います。

でも、地元の人の行動範囲って、足を運ぶ場所が外から来た自分と全然違うんですよ。中国で働いていた時もそれを実感しました。

地元の人は、私が知らない景色だとか、知っておくべき道とか、当たり前に知っているはずです。そういうことをもっと地元の友達に教えてもらいたいし、宿でも泊まる人と地元の人を繋ぎ、そういった情報も得られる場にしたいなと思っています。

小室山

逆に課題だと感じるところはありますか

若者に地元の仕事の魅力があまり伝わっていない点です。

地元の人にとってのみならず、都会に住んでいる人が、伊豆に憧れて移住したいと思った時に、仕事に対する不安は大きいと思うので、魅力的な仕事の有無は大きな課題だと思います。

今後宿をやるにあたっても、魅力的な雇用を生み出すことは課題の一つです。

確かに仕事がないと、この場所について全く知らない人が住むという時に、選択肢として出てきにくいかもしれませんね。

ただ、東京の仕事のような、中間管理職がたくさんいたり、ビルの中に立てこもるような仕事が増えたら伊豆の良さは消えてしまうので、そこは考えていく必要があります。

どういう仕事が増えていくといいと思いますか?

伊豆だったら、農業、漁業、建築建設、観光業。農業・漁業は、人々の命を支える、特に重要で魅力的な仕事です。また、長年旅館建築に携わってきた伊豆の大工さんの職人技は本当に素晴らしくて、お客さんと話しながら理想の形を作り上げていく、これもまた人々が生活する拠点を作る大事な仕事です。そのような、ここに元々あって、人間が生きるために必要な基本の仕事が、給与の問題とか、力仕事で大変だとか、様々な要因で減っています。いい親方がいるのに、 引き継ぐ人がいないことはすごくもったいないことです。漁師さん、農家さんも減ったら、伊豆の食べ物は獲れなくなってしまいます。

そういった仕事を底上げして、その楽しさが伝われば、人は集まってくると思います。

「FUTO HOUSE 一本のえんぴつ」は、どういった宿にしていきたいですか?

国籍を問わずアクティブな旅行者やプチ移住体験希望者が気軽に快適に泊まれる宿です。

きめ細やかなサービスや豪華な料理ではなく、泊まる人の「自由度」を大切にしたい。

門限も無くしたいですし、物理鍵の管理のわずらわしさからも開放したいので、フロントにはセルフチェックイン用のタブレット、鍵は暗証番号で扉を開閉できるリモートロックシステムを導入しました。

今は英語と中国語の案内作りをひーひー言いながらやってます(笑)。

客室からの眺め
宿の位置

絶景を眺められるデザイナー肝いりのラウンジは、40人座れます。また、無料のコーヒーサーバーが置いてあるだけでなく、wi-fi 完備で、コンセントもあるので、リモートワークもしやすいです。

このラウンジは、旅行客だけでなく、地元の人にも使ってほしいです。

なので、ゆくゆくは日中のラウンジでカフェをしたり、夜は居酒屋っぽくして、旅行客と地元の人が交流できる場にしていきたいと思っています。

ここまでオシャレで広いラウンジは現在富戸にはありません。そこを地域の人にも喜ばれるような使い方をして、旅行者にとっても住んでる人たちにとっても「あってよかった」と思ってもらえる宿にしていきたいです。 旅館業は初めてなので失敗もあると思いますが、勉強して続けていきます。

みんなが気軽に移住するにはどうしたらいいかは、しょっちゅう考えています。 

伊豆に魅力があるから行きたいという需要は、確かにあります。実際、東京の友達は、よく私の家に泊まりに来ていて、自宅がペンション化しています(笑)。

だけど移住となると話は別で、とたんに腰が重くなります。

そこの壁を突破するには、考え方を逆転させたほうが良いと思っています。

つまり、「移住」一択ではなく、参勤交代式にある時期は伊豆、ある時期は東京、またある時期は海外、、、みたいに、住む場所は一か所という思考を外すんです。

私は子供のころからなじみがあったこともありノリで引っ越しちゃいましたけど、そうでない人に「移住」という言葉は少し重いのではと想像します。

もっと気楽に、いたい時にいれる、好きなだけいれる、他の場所にいきたければ行けばいい。来る理由だって、ただ好きだからでいい。「伊豆の地域活性化に貢献するために」なんて立派なスローガンを掲げたりせずに。そういう面では、私自身が「適当に来た人でも(笑)楽しく暮らしてますよ!」っていうことを発信して、伝わればいいなって思っています。

「FUTO HOUSE 一本のえんぴつ」基本情報

インタビューを終えて

インタビューした時に、オープン前の宿をご案内していただきました!

窓が大きくて、目の前に富戸地区の昔ながらの雰囲気、綺麗な海を感じることができます。

宿全体が穏やかな色使いで、間接照明にもなっていて、暖かい雰囲気です。

自分も利用したいです!

伊豆の魅力を聞いたとき、止めどなく色んな場所について教えてくださる姿が印象的でした。カフェテラス一碧湖、富戸温泉は、自分も存在を知っていたものの行ったことが無かったので、行ってみました。

カフェテラス一碧湖は、Wi-Fi、コンセント完備でとっても居心地のいい雰囲気で、話を聞いて以来毎週のように通っています。まさに今も、この場所で記事を編集しています。富戸温泉も景色が最高でした!

やはり市内に住んでいると、日々の行動が固定化されてしまうと感じます。前回インタビューした小川さんや、桑畑さんなど、外からの目線で伊豆を見る人たちの話を聞いたことをきっかけに、自分でも色んな場所を開拓するようになりました。

最初は、新しい所に行くのは心理的ハードルがありますが、実際に行ってみることで初めて、その場所の魅力を実感できます。そしてその積み重ねで、地元を好きになることができるのではないでしょうか。

特に、桑畑さんの行動力の高さはとても刺激的でした。バイトでためたお金で中国に留学し、そして自分の思いのまま転職、そして伊豆で宿の支配人。

現状維持を恐れず、自分のちょっとした違和感、やってみたい思いを大切にしなければいけないと感じました。

桑畑さん、ありがとうございました!

最後に、お話でいただいた桑畑さんの伊豆おすすめスポットをまとめておきます!

桑畑さんおすすめスポット
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